木にまつわるお話
ウベモクの木育への取り組み 〜未来への贈りもの〜
2025.12.04
ウベモクでは、「木とふれあい、学ぶ機会を子どもたちへ届けたい」という思いを大切にしています。木は、暮らしにぬくもりややすらぎをもたらすだけでなく、五感を通して心を育み、自然とのつながりを感じさせてくれる存在です。
だからこそ、子どもたちの学びのなかに、木とふれあう時間を取り入れていきたい。そんな願いを込めて、私たちは木育の取り組みを少しずつ思い描いています。
ウベモクが目指す木育のかたち
まだ歩み出したばかりではありますが、自然とのつながりを育む場づくりを目指して、ウベモクは少しずつチャレンジを重ねています。たとえば、昨年10月に藤山地区のお祭りに出店し、ヒノキを使った「お守りづくり」のワークショップを無料で開催しました。地域の子どもたちを中心に多くの方にご参加いただき、木にふれる楽しさや、ものづくりの喜びを感じてもらえる場となりました。
今後はこうした体験を広げ、次のような取り組みを育てていきたいと考えています。
・木を使ったワークショップや木工体験
・学校・地域との連携による木の学びの場づくり
・森や製材所を見学するツアーの企画
持続可能な未来への一歩として
こうした活動は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」や、目標15「陸の豊かさも守ろう」とも重なります。子どもたちが木を通じて自然と出会い、考え、学ぶことは、地球や地域の未来を育てることにつながっていくはずです。
まずは、地域の方々とのつながりを大切にしながら、小さな一歩から。木とともに歩む心を育てる活動を、少しずつ、丁寧に、形にしていきたいと考えています。